2018海外語学研修 体験記
2018.09.25


▼2018/7/15~7/22まで、セブ島の現地語学学校【Howdy English Academy】での語学研修プログラムに参加した生徒の体験記を掲載していきます。>> 平成30年度 海外語学研修


▼アカデミーコース2年8組 河野祐里佳さん
I really enjoyed studying abroad in the Philippines. My purpose is to improve my English skills. For example, listening, speaking and pronunciation. I was worried to travel this time because it’s my first travel abroad alone. So I got nervous and I didn’t have a conversation with anyone in English on my first day in the Philippines. However, people in Howdy were very friendly and talked with me many times. It makes me happy. I enjoyed studying English in every lesson. My teacher told me in our first meeting “Learning is fun”. I like this word very much. I want to keep on communicating in English to many people and study English more so that I will become a good English speaker. I will never forget this experience. This experience is my treasure forever.


▼アカデミーコース1年9組 川上奈菜さん
1週間も自分の家を空けるということは、私にとって生まれて初めての経験でした。日にち分の服をスーツケースに詰め込んだ時、その長さを実感しました。しかし、研修があっという間に終わり、1週間という時間の短さを体感しました。

語学研修プログラムは、電子辞書もスマートフォンも持ち込みが禁止で思っていた以上に大変でした。一日の時間割の中でマンツーマンレッスンは6時間あり、一対一でずっと喋っているので、とても喉が渇きました。最初の日は毎時間自己紹介ばかりでしたが、熟語の授業などは英英辞典をずっと開いている気分でした。中でも大変だったのが、毎日の日記です。もちろん英語で、日本語以上に内容に迷ってしまい、いつも寝る時間を大幅に過ぎていました。

驚いたことは、雨期だったこともあり日本よりも過ごしやすかったことと、食事が美味しかったことです。関西国際空港に着いた時は、蒸し暑くて思わずもう一度セブに帰りたいと思いました。Howdyのウォーターサーバーは無料で美味しいミネラルウォーターが飲めるので、Howdyで頂いたオリジナルペットボトルに何度も頂きました。水道水は慣れるまでは少し目が痛かったです。Howdyは学校だと言っても外国なので、白米や味噌汁が毎食出てくるとは思ってもみなかったし、予想を上回る美味しさでした。あんドーナツが出た時には、軽く感動しました。少し不便だったのが、シャワーです。トイレと一体型だったので、タオルの置き場所などに困りました。また、日本のシャワーとは違って温度変化が急で、一度水を止めると次はとても熱かったりして毎回怖々でした。浴槽が無いので、たった1週間ではありましたが「お風呂に浸かりたい」と思いました。

Howdyの先生方はとても親切でした。歓迎のオリエンテーションの時には、全員で歌を歌ってくださいました。毎朝ミーティングをされていて、その時も歌を歌われていたのでサビの部分は大体覚えてしまいました。先生方は「友だちのように思ってほしい」と言ってくださり、特に担任のジョーシェル先生には「第2の家族、姉のように思ってほしい」と言われ、とても嬉しかったです。その分、終了式の時は本当に寂しかったです。1週間という期間は本当に短かったし、他校生や個人でもっと長く滞在される方々を本当に羨ましく思いました。

終了式の次の日、初めてHowdyの外に出ました。隣のオランゴ島に行って、フィリピンの街並みの一部に触れることができましたが、全てが新しい経験でした。そこで、日本の良さを感じることもできたし、フィリピンの良さも知ることができました。特に、この日の景色や経験は新鮮で、その全てが楽しかったです。語学研修に参加して得たものは、唯一無二です。そこで学んだものは、英語だけではありません。本当に、行って良かったと思っています。


▼アカデミーコース2年8組 後藤カオルくん
僕は昨年、個人的にイギリスへ2週間英語を勉強に行きましたがあんまり上手く話すことができなかったので、今回のセブ島語学研修プログラムに参加しました。Howdyでは、先生方とずっと一対一で会話ができて、ゆっくり話してくれるので聞き取りやすくコミュニケーションしやすかったです。先生方とは色々話しましたが、日本のアニメについて聞かれ日本の文化として海外でも人気なのだと知りました。特に、バスケットボールのアニメが好きな先生が多かったです。終了式のプレゼンテーションでは、僕たちのチームは英語の歌を歌いましたがあまり上手く歌えませんでした。

Howdyの食事は日本料理が多く、海外に来た感覚もなくしっかり食べることができました。味噌汁は、日本で食べるよりもおいしかったです。風呂はシャワーだけで浴槽が無くて初めは嫌でも段々慣れていきましたが、帰国して家に帰った時は風呂にゆっくり浸かりました。

フィリピンは7107の島からなる群衆国家で、そのフィリピンの島々の中央に位置するのがセブ島です。最終日には、アイランドホッピングツアーに参加し、セブ島の隣にあるオランゴ島に船で渡りました。まだまだ発展途上中で自然の溢れる素朴な島でしたが、ドイツ人がオーナーのオシャレなリゾートホテルなどもありびっくりしました。シュノーケリングで海に入った時は海中がとてもきれいで感動したけれど、とっても塩分が強くしょっぱくて、目が痛かったです。今回は色んな良い体験ができたので、忘れないようにしたいです。


▼アカデミーコース1年9組 片桐寿羽久さん
私は今回初めて海外に行き、これまでになかった経験をして沢山のことを学び、他の国のことも知りたくなりました。そして、日本の素晴らしさを肌で感じることができました。

まず、フィリピンの人々がとても友好的だったことに感動しました。笑顔で挨拶をしたら、必ず笑顔で返してくれたのです。日本人はシャイな人が多いと言われましたが、笑顔で挨拶を交わすことの大切さを改めて感じました。週末にHowdyから隣の島へ観光しに出掛けた時には、移動中に見た景色に衝撃を受けました。住宅街は家とは呼べないようなひどい環境でした。現地の男の人にきれいな貝殻やコースターなどを勧められましたが、どれもとても高額で驚きました。後で案内の方に聞いてみると、「フィリピンは貧富の差が激しく、子どもも多いのに島だから支援が行き届かないから、外国人に物を高く売っているんだよ」と言われ、とても悲しくなりました。それと同時に、自分はちっぽけな人間だと思いました。

また、日本にいる時にはあいまいだった時間や持ち物などは、自己責任で管理するものだということにも気付きました。今回、何度も先生方に迷惑を掛けてしまいました。来年は2年生全員で修学旅行にも行くので、団体行動では更に気をつけたいと強く思いました。こうして多くの学びの機会を作ってくれた親や先生、旅行社の方々には感謝してもしきれないほどです。本当にありがとうございました。


▼アカデミーコース1年9組 平尾卓己くん
フィリピンでの一週間の体験は、とても貴重なものでした。フィリピン講師の方々とのマンツーマンレッスンに最初は緊張していましたが、日常会話をしていくうちにリラックスして話せるようになっていきました。講師の先生方は気さくな方が多く、授業をしてもらっているというよりも、現地のことや日本のことなど様々な題材について英語で話し合っていくという感じでした。Howdyでの生活は快適で、食事は特にとても充実したものでした。Howdyではフィリピンでは入手しにくいという「日本米」が用意されていて、美味しい白米と味噌汁が授業の疲れを取ってくれて、毎日の活力になっていました。

今回の体験を通して、僕は自分の殻に引きこもるのではなく、主体的に物事に取り組んでいきたいと思うようになりました。

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