平成29年度 一学期終業式
2017.07.20

2017/07/20(木)@体育館2階
昨日ようやく梅雨明けし、一学期終業式とともに本格的な夏が始まります。県大会で勝ち抜き、この夏の全国高校総体に近江高校を代表して出場する選手らへ全校でエールを送りました。選手宣誓として「全国でも感謝を込めて、先輩方のさまざまな想いの込められた魂のバトンパスをしてきます」と陸上競技部の宮口くんが謝意を言葉にしました。2001年夏の甲子園で全国準優勝を遂げた硬式野球部のことを作詞家・阿久悠さんが『甲子園の詩』として当時スポーツ紙へ掲載して下さり、今も本校体育館前に碑として刻まれている言葉を校長先生が出場選手への餞とされました。クラブ活動でも、勉強でも、夢の実現に向けて熱い夏にしてください。

【全国高校総体インターハイ出場】
◆サッカー部 ◆柔道部 ◆女子バレーボール部 ◆男子バレーボール部
◆卓球部   ◆陸上競技部   ◆体操部   ◆ボクシング部

【全日本ジュニア柔道体重別選手権大会出場】
◆男子55kg級 福本征吾

【2016チャンピオンズカップ(世界選手権派遣選手決定戦)優勝】
◆サイクルフィギュア女子 近藤菜月

<水色のほむら>
炎と書いて 
ほむらと読む
水色のほむらは 
青い炎のことをいう
近江高 きみたちはまさに
この夏 甲子園を愛する人たちの
心を焼いたほむらだった
静かで 小さくて 目立たず
しかし 気がつくと
大きな大きな存在となり
誰の目にも 遠くからでも
あれが近江だと知られる
強い力を発していたのだ

最初は水の一滴だった
ポタリポタリ
かすかに水面を叩く音を
響かせただけだったが
いつの間にか細い流れになっていた
流れは地にしみることなく
寄り集まって速さを持ち
滑り下り しぶき 走り
そして大河になり 
湖にそそぐ勢いになっていた
それは たぶん 
水の一滴の価値を知る生き方が
練習に反映し 試合に生き
勝利を呼び
水色のほむらにまでなったのだろう
きみたちの強いところは
大河や湖になっても
元々は一滴であると知っているところで
奇跡などというのは失礼だ
さあ 湖を満たす時が来た
さあ ドウッと流れこもう
(2001年甲子園の詩13水色のほむら・阿久悠)

20170720 終業式