国体(女子ゴルフ)出場決定
2014.07.25

3年4組  長﨑 美優さん(彦根東中出身)が、国体(女子ゴルフ)への出場権を獲得しました。

『長崎がんばらんば国体2014』                              女子ゴルフの試合会場は、諫早市 喜々津カントリー倶楽部、試合が10月12日(日)~10月14日(火)に開催されます。滋賀県からは、3名の選手が出場しますが、その一人に長﨑さんが選ばれました。

 

長﨑さんに、国体への意気込みやゴルフ競技への熱い思いを語ってもらいました。

Q:国体選手の選抜方法を簡単に説明してください。

A:今年から国体選手の選考会が難しくなり、たくさん試合をこなさなくてはいけなくなりました。 滋賀県では、まず、ジュニア対象の試合があり、その試合でトップと10ストローク以内の選手が選考会の対象者となれます。次に、県アマチュア選手権で、予選通過後、決勝でトップと10ストローク以内の選手が選考会の対象者となります。これらの対象者が、選考会3回のうち、よいスコア2回分をとり、そのポイントで競う合い形式となりました。選考会に残ることができたのは、例年より少なく6名(このうち大人が1名、残りの5名はジュニア)で、3名が選ばれ国体に出場します。奇しくも全員が高校生でした。

Q:国体への意気込みを聞かせてください。

A:滋賀県の選考基準はとても厳しいので、その分、全国の大会でも通用する力があると思います。全国でも優勝をめざしてがんばります。

Q:ゴルフを始めたきっかけを教えてください。

A:保育園時代から野球をやってきました。ソフトボールでオリンピックに出場することを目標にがんばってきましたが、オリンピック競技から外れてしまい、ちょうどその頃にテレビでゴルフの試合を見て、ゴルフでオリンピックに行けるかどうか父に聞きました。両親がゴルフをやっていたこともあり、小学校4年生の冬からゴルフを始めました。

Q:目標はどこにありますか。

A:プロになること。そして、オリンピックにも出場してメダルを獲ることです。

Q:憧れの選手はいますか。

A:不動裕理選手が好きです。ジュニア時代は目立つ選手ではなかったけれど、努力して有名なプロ選手となったからです。また、自分と同じスクールにいた先輩も身近な目標選手としています。その先輩のプレイスタイルが好きだからです。すべての面で、一人の選手を目標にするのではなく、いろいろな面でさまざまな選手の良いところを盗み、目標として努力するように心がけています。

Q:ゴルフとは、どんなスポーツですか。

A:ゴルフはメンタル面が重要なスポーツです。練習やトレーニングも大切ですが、試合会場や試合当日の天候・一緒に試合をまわるメンバーなどに柔軟に対応しながら、影響されすぎない強い精神力が大切です。常に考えながら、でも考えすぎず、うまく試合に臨めた時は、1試合がとても短く感じられます。短く充実した試合が出来るよう、精神面を鍛えていきたいです。

 

普段は、それほど口数の多い方ではない長﨑さんですが、このインタビュー中はとても熱く語ってくれました。特に選考基準などは難解で、説明も難しいのですが、丁寧に説明してくれました。ゴルフに費やす時間が多く、学校を休まなくてはいけないことも多かった3年間でしたが、この秋の国体、そして来春3月からのプロテストへの思いは、とても強く、夢の実現を予感させるものでした。

長﨑美優