『近江高校を紹介します』 ~アカデミーコース~
2014年8月5日(火)
夏期補習中の恒例行事となった『 アカデミーコース ディベート大会 』が開催されました。
今年は、各学年2クラスずつが揃う大所帯となったアカデミーコースが12班に分かれ、4教室を試合会場として、各教室3試合が行われました。今年7年目を迎えるこの取り組みの目的は、 ●人前で理論的に大きな声で発表する。 ●テーマに対して知識を深め、多角的に考察する力を育成する。 ●チーム内で役割を分担し、発言する。 ●アカデミーコース内の交流を図る。 です。
2・3年生は、去年の経験を活かし、積極的に発言をしていました。1年生は、初めてのディベートに緊張しながら、先輩のアドバイスに助けられながら発表をしました。そして、多くの生徒が、休憩中に何度もリサーチした資料を読み返して準備をしていました。

休憩時間の打合わせ中
テーマは、「制服を廃止にすべきか」「アカデミー生の恋愛を禁止すべきか」などの身近な話題から、「集団的自衛権の行使を容認すべきか」「原発再稼働を認めるべきか」というような社会的な難しいものまで、多岐にわたりました。テーマは、あらかじめ提示してありますが、ディベートを始める前にくじ引きで、肯定側と否定側に分かれます。そのため、全てのテーマにおいて、どちら側になっても筋道をたて、論理的に発言できるように下準備をしなくてはならず、その資料も棒読みでは説得力がないので、自分のものになるまで読み込むことが大切・・・とディベートで勝つためには、越えるべきハードルがたくさんあります。きっと、各チームの3年生が、下級生を指導しているのでしょう。1年生も立派にディベート大会で、それぞれの役割を果たしていました。

進行・運営もすべて生徒に任されています。

肯定側と否定側、両方の資料が用意されています。

判定も生徒に委ねられています。

判定する生徒も、一生懸命メモをとりながら聞いています。

資料を見ず、完全に自分の知識として発言している3年生。
1年生の感想・・・・よい経験となりました。 難しかったけれどよい体験ができました。 想像していた感じと違って、とても緊張しました。
2年生の感想・・・・3年生は勉強も忙しい中で、1・2年生をリードしてくれてすごいなと思いま した。 3年生のアドバイスがなかったら、試合がきちんと進まなかったと思います。
3年生の感想・・・・しっかりと1年生と2年生をまとめられたと思います。 準備が大変でしたが、よい経験が積めました。 難しかったけれど有意義な体験でした。 発表する能力がついたように思います。