進路指導

近江高校と新しい学習指導要領

学校で学んだことが、明日、そして将来につながるように、子どもの学びが進化します。

新しい学習指導要領は、中学校は2021年度、高等学校は2022年度の入学生から実施されます。近江高校では、本校独自のキャリア教育を基に、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力」「学びに向かう力、人間性」の3つの柱をバランスよく育んでいきます。

「学習指導要領」は、文部科学省が定める教育課程(カリキュラム)の基準であり、全国どこの学校でも、学習指導要領に基づき教育課程(カリキュラム)が編成されます。この学習指導要領は、時代の変化や子どもたちを取り巻く状況、社会のニーズなどを踏まえ、約10年ごとに改訂されており、教科書なども学習指導要領の改訂を受けて変わります。

新しい学習指導要領では、教育課程全体や各教科などの学びを通じて「何ができるようになるのか」という観点から、「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力、人間性」の3つの柱からなる「資質・能力」を総合的にバランスよく育んでいくことを目指します。 「知識及び技能」は、個別の事実的な知識のみでなく、習得した個別の知識を既存の知識と関連付けて深く理解し、社会の中で生きて働く知識となるものも含むものです。そして、その「知識及び技能」をどう使うかという、未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力」、学んだことを社会や人生に生かそうとする「学びに向かう力、人間性」を含めた「資質・能力」の3つの柱を、一体的に育成します。

一人ひとりの夢を応援します

1 0 年、2 0 年先を見据えたきめ細かな進路指導と本校独自のキャリア教育システムがあります。

独自の進路指導システムのもと、1年生はキャリア教育、2年生は分野研究、3年生は最終的な進路決定に向けて、サポートを展開しています。一人ひとりの指導においてはプロセスを記録し、結果はもちろん、生徒の考え方の変化に至るまで分析を行い、次年度以降の指導に活かします。

ICTを活用したキャリア教育

社会で活躍するために必要な教養・基礎学力を育むことを目的とし、1 年生よりICTを活用したキャリア教育をスタート。的確な判断力と行動力をじっくりと確実に身につけていきます。

独自の進路指導システム

進路観や職業観を育むプログラムと並行して、大学・短大・専門学校の先生による進路ガイダンスや模擬授業を実施。またコース別に、大学・専門学校による出張授業、体験学習も行っています。

充実の懇談体制

担任との個人懇談、保護者の方を交えての三者懇談、進学担当や就職担当も同席する四者懇談と、 段階に応じて、一緒に話し合う機会を数多く設けています。

3年間の進路サポート

1年生自ら進路観・職業観を育むとともに高校生として必要な基礎学力を定着

高校入学という人生の一つの節目を、将来を考えるうえでの貴重なステップと捉え、自己の適性を考えながら、進路観・職業観を自ら育んでいきます。また、高校生に必要な基礎学力をきっちりと身につけます。

  • 進路オリエンテーション
  • コース別進路講演会
  • 進路学習会
  • 進路希望調査
  • 進学補習(長期休業中)
  • オンライン英会話
  • スタディサプリ
  • スタディサプリ イングリッシュ
  • マナトレ

進路学習会

進路指導の入門編となる進路学習会では「職業理解」を行います。まずは自分の興味や夢に合ったものを30以上の講座の中から2つ選択。専門の先生から仕事の詳しい話を聞き、夢と職業を照らし合わせていきます。

2年生目標とする系統・分野を絞り込み日々の学習目的を明確化

自らの進路観・職業観を基に、身につけておくべきことを見つけ出し、具体的にその系統の学部・専攻などを絞り込んでいきます。そして志望校を念頭に置き、日々の学習目的を明確にしていきます。

  • 進路希望調査
  • 看護医療体験学習
  • 観光実務実習
  • 系統別体験型ガイダンス
  • 進学補習(長期休業中)
  • 就職・専門学校・大学短大別ガイダンス

系統別体験型ガイダンス

大学や専門学校の先生にお越しいただき、通常と同じ授業・実習をしていただきます。目標イメージを明確につかんでモチベーションを高めるとともに、「今、すべきこと」を見つめ直すきっかけとしています。

3年生自信を持って一歩踏み出すためのラストスパート

自らの進路決定に向けて、実際にその大学や学校等の話を聞くことにより、自分の進路をより具体化し、その目標に合ったモチベーションを高めていきます。学習も応用・実践へと移行していきます。

  • 特別演習授業
  • 進路指導学年集会
  • 進路学習会
  • 進学補習(長期休業中)
  • 公務員ガイダンス
  • 看護医療体験学習
  • 観光実務実習
  • 三者懇談
  • 四者懇談
  • 面接・小論文指導

特別演習授業

アカデミーコースで7・8限目に開講している『演習授業』に、アカデミー以外のコースの3年生も参加できるようになりました。希望の生徒にはレベルテストを行い、各クラスで演習に取り組んでいます。4月でも、クラブを引退後でも、参加可能です。

Student’s Voice

夢実現のために意志を貫いた!

私は将来音楽の教師になりたいと思っています。そのため、中学校同様に高校でも吹奏楽部に入ろうと考えていました。しかし、アカデミーコースで、学業と吹奏楽部の活動を両立させることは難しいと、担任の先生や顧問の先生に入部を反対されました。今となっては、その時反対されたことで逆に、「絶対に諦めるもんか!」という気持ちにさせられたと思います。私は、夢を実現させるためには勉強も音楽も必要だと考え、意志を貫き、吹奏楽部に入部しました。音楽の教師になりたいという強い思いから、3年間勉強も部活もやりきることができました。

私は高校1年生の夏には志望校を決めていたので、余裕を持って入試情報を収集することができました。吹奏楽部は強化クラブでもあるので、放課後の学習時間は限られていましたが、短時間で効率的に学習することができる毎朝の単語テストは、基礎的な力をつけることに役立ちました。定期テストでは苦手科目を作らないよう意識して勉強しました。アカデミーコースは毎日8時間授業があり、土日も模試や講座が入っています。長期休業中も講座があり勉強する環境は整っていたし、クラスメイトから刺激を受けて受験勉強に取り組むことができました。わからない所は、クラスの友達や担任の先生に積極的に聞き、解決するようにしました。

高校生活の中で一番しんどかった時期は、3年生の夏休みです。その時期から部活を休部し、勉強に専念しました。部活ができない期間は想像以上にしんどいものでした。また、センター試験までの日がないように感じ、とても焦りました。センター試験当日、試験会場に開門前に到着し、門の前で待つ私の周りを、先生たちが取り囲んで声をかけてくださいました。ちょっと恥ずかしかったですが、気持ちが和らぎ、試験ではあまり緊張することなく力を発揮できました。近江高校で3年間頑張れたことは大きな自信になりました。大学でも更に学びを深めたいと思います。

京都教育大学 教育学部 音楽領域専攻
(彦根市立南中学校出身)
アカデミーコース
2020年3月卒業

吉本 千紘さん 

アカデミーだから京大を目指せた

私が受験勉強を頑張り抜くことができたのは、アカデミーに入学したからこそだと思っています。私はアカデミーで日々勉強に励んでいた兄の姿を見て、近江高校に入ることを決めました。最初は慣れない8時間授業で、大変で、夏休みが少ないのも嫌だと思っていました。しかし、クラスの友達と過ごす時間が長い分、仲も深まり、とても楽しかったです。また、アカデミーは先輩や後輩とも関われる機会が多かったので、勉強に行き詰まった時は先生だけでなく、先輩にも色々と相談できるのが良かったと思っています。

私は英語と理科が苦手で、入学当初は国公立大学を目指せるレベルではなかったと思います。しかし、先生方はいつでも丁寧に質問対応や英語の添削をしてくださり、そのお蔭で成績もどんどん良くなり、難関大学を目指せるようになりました。昨年は福井県立大学看護学部に合格はしたものの浪人すると決めた時も、浪人中に近江高校に行った時も、多くの先生方が声をかけてくださり、京都大学の合格を報告しに行った時にも、多くの先生方が「おめでとう」と一緒に喜んでくださいました。近江高校の先生方は、生徒に寄り添う優しい先生方が沢山いらっしゃると改めて感じています。本当にありがとうございました。

京都大学 医学部 人間保健科学科
(長浜市立びわ学校出身)
アカデミーコース
2019年3月卒業

西條 夏海さん