滋賀医科大学 医学部 看護学科合格
アカデミーコース3年 鷲田奈緒 (2011/02/21寄稿)
「アカデミーに行く」と決めた時から覚悟はしていましたが、いざ入学してみると8時間授業に加えて毎日の単語テスト(不合格だと放課後に再テストがある)、大量の宿題は深夜まで終わらないこともしばしば・・・・・・慣れない間はかなり大変だった記憶があります。
一般的に放課後の時間帯に7・8限の授業がある私たちには、部活をしたり、遊びに行ったりして華やかな高校生活を送っている高校生がうらやましくて、「勉強なんてやめてしまえたらいいのに」と何度も思い、先生に反発してしまったこともありました。しかし、よく考えてみると、アカデミー担当の先生方は休み時間であっても宿題を見てくださっていたり、長期休暇中であっても私たちの補習をしてくださったりしているのです。そういった先生方を裏切るようなことはしてはいけないと気付き、『最低でも単語テストには合格する』『宿題はやる』というルールを1年生の夏頃から自分の中で作りました。3年間、勉強はほとんど学校の宿題しかしませんでしたが、宿題をやっていたお陰で自然に勉強する習慣がつき、センター試験直前の追い込みもそれほど辛くはなかったように思います。
こうして書いていると、勉強ばかりで辛い高校生活のようですが、アカデミーで過ごした3年間を振り返ってみると、浮かんでくるのは楽しい思い出ばかりです。クラスでは、皆がそれぞれの目標に向かって努力していて、「皆が頑張っているから私も頑張ろう」と思えました。笑顔の絶えないクラスで、毎日学校に行って皆と話すのが一番の楽しみでした。学校行事などももちろんですが、友だちや先生と話す何気ない一時が本当に楽しかったのです。私にとってアカデミーは居心地の良い場所でした。
入試の前は、自分の不甲斐なさに落ち込んだり、焦ってイライラしたりと気持が不安定になっていました。自分の事しか考えられず、周りの人にも嫌な思いをさせたこともあったと思います。そんな私にもかかわらず、沢山の人が掛けてくれた「頑張れ」という励ましの言葉が、どんなに温かく嬉しかったか・・・・・・きっと一生忘れないと思います。私がこうして第一志望の大学に合格できたのは、自分の力ではなく、先生や友だち、家族など多くの人たちのお陰です。大げさに聞こえるかもしれませんが、私は大学受験を通して、周りの人に支えられて生きているんだということを改めて実感しました。本当に感謝の気持でいっぱいです。ありがとうございました。
最後に、これから受験を迎える皆さんへ。受験とは、個人戦なのかもしれません。確かに、試験を受ける時は一人です。しかし、絶対に「孤独」ではありません。辛くなった時、周りをよく見てみてください。一緒に頑張る仲間や、応援してくれる人がきっといるはずです。時には一人で頑張ろうとし過ぎない事も、大切だと思いますよ。応援しています!