先の研修で本校硬式野球部部長の伊東先生が、
ミャンマーで知り合った野球チームの監督・
岩崎さんがこの度一時帰国されました。
6月には、タレントの萩本欽一さん監督の
社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」
(茨城県稲敷市)でミャンマーチームが
合宿をするため来日されます。今回は合宿の
ためのグラウンド確保のために帰国。
今日4/16、午後に彦根に到着し、
午後1時過ぎに近江高へ来校。
グラウンドを見学し、その後、県立彦根球場で
県大会をバックネット裏から特別に
見せて頂きました。
「こんな特等席は初めてですよ」と同行されている
高杉先生(福岡の吉塚幼稚園理事長)。
以前は東海大甲府高で生物の先生をされていたそう。
ミャンマーには幼児教育がないため、
岩崎さんの奥さん・ひとみさんとともに「幼児開発
センター」開設に向けて、日本での経験を活かして
頻繁に渡緬し、現地で5名の先生を養成中。
「ミャンマーの人は素朴で熱心、微笑ましい」と
優しそうな目で語られました。しかし「日本は物は豊か
だが、心が足りない。ミャンマーは逆に精神性が高くて、
貧しいけれどもみんな幸せに暮らしている。殺人事件も
何もない。いま日本の方がどうしたんだろうと思うよね、
たった40年ほど前は貧しかったのに…」と。
岩崎さんは元国連職員で、ニューヨークやアフリカ、タイなどで保険衛生の担当として、
覚醒剤や麻薬の関係で警察の取締強化役を務められたが、低年齢化している現状を憂い、
「間接的にでも幼少期から善悪の区別をキチンとつけさせたい」という思いも野球指導に
入られた要因の一つ。「グローバルな考え方を育てたいが、衛生面や食事面でも厳しい
現状がある。超長期的なプランでミャンマー野球選手を育てたい」と熱心に語っておられた。
その熱意と選手らの頑張りで、この2月にミャンマー野球連盟が正式に発足され、
今は11月にフィリピンで行なわれる東南アジアスポーツ大会に向けて猛特訓中。
「これまで年に1回ほどの練習試合で経験が不足している」という。「何人か国籍を変えて
(ミャンマーに)連れて帰りたいくらいだね(笑)」と近江高野球部の練習を見ながら、
選手らの動きに目を細めておられました。
4年前に高野連の田名部事務局長に物資の支援をお願いし、今は私財と
日本の各団体・個人から支援を受けてはいるが、今後の遠征等、多くの活動には
国からの補助はないという。「日本からの寄付、主旨を理解してくれる人からの支援で
ここまで来たが、合宿前に費用は集まらないだろう。選手11人、とりあえず来たら…
何とかせざるを得ないよね」と言うこの明るさがミャンマー野球を支えているのでしょう。
【ミャンマー野球支援先】
郵便振込口座 0027−9−93108 名義人 岩崎 亨(イワサキ トオル)
【ホームページ】 《岩崎無双塾》